Hello! This is Marie.
先日、
「なんで日本人はこんなに英語が
話せないんだろう?」
と英語教師歴30年くらいの方が
嘆いていました。
そこで大分昔、アメリカを旅行してた時に
ルーマニアの方々に会ったことを思い出しました。
皆さん英語が上手で、
「英語が上手ですね」と言ったところ、
「僕らの国では6年間(だったと思います)
学校で英語が習えるんだよ!」
と言われ、愕然とした覚えがあります。
私たち日本人も、
6年間英語を勉強したのに
(_ _lll)・・・と。
その英語力の差は、
日本の学校教育の在り方に問題はあります。
しかし、私は日本語の構造自体が
英語とかけ離れている点が
大きな原因の一つだと思います。
英語の基本構造は、
SV(主語・動詞)です。
しかし日本語は、
主語がなく話されることが多いです。
「昨日、渋谷に行ったんだ」
この主語は、話し手の「私」です。
しかし「私」という主語を省いて話すことが
とても多いです。
英語の場合、主語から話します。
I went to Shibuya yesterday.
「かわいいね」
She is cute.
「会議をしました」
We had a meeting.
「頑張ったね」
You worked hard.
英会話初心者の方からは、
この主語から話すということが
難しいとよく言われます。
そして英語は基本的に「5文型」と言われる、
SV, SVC, SVO, SVOO, SVOC
という文章の「型」があります。
そこが日本語は曖昧なのです。
英語以外の言語の多くが
SVOという基本形を持っています。
なので、基本的な単語を覚えて
母国語の型に英単語を当てはめれば
英語が覚えられる。
雑に言ってしまえばそんな感じです。
日本人は、まず文章の組み立てから
頭に入れないといけないので
他の国の人たちが英語を学ぶより
大変だと私は思います。
日本人が他の国の人たちより
英語が出来ないのではなく、
日本語という母国語がゆえに、
他の国の人たちより
英語を学ぶことが難しいのです!
\(>Д<)/!!!
・・・しかし、
そう言い訳しても始まりません。
ということは、日本人が
英会話力を身に付ける最初の一歩は、
このSVの型、そして5文型を身に付けること。
その型をもとに文章を作ることを心掛けること。
それが大事です。
その文章の型が身に付けば、
英語はやればやるほど
伸びていきます(^ ^)
日本で英語力を伸ばして
海外で活躍している方も大勢います。
頑張りましょう!!!