Hello! This is Marie.

 

ところで、最近ダンスあり、笑いあり、の

パフォーマンスをしている人たちと

一緒に飲む機会がありました。

なんと!NY公演を予定しているとのこと!!!

 

そんな素敵なNY公演の話をしていたら、

そのメンバーの方に元お笑いをしていた方もいて、

アメリカと日本の笑いの違いの話になりました。

 

そもそも、私もそんなにアメリカの笑いに

詳しくはないのですが、

日本の「ノリツッコミ」みたいなのはないと思います。

「なんでやねん!!」的な。

 

ちょっと調べてみたところ

昔は、いわゆる「漫才」みたいなのが

アメリカでもあったそうですが、

今は一人でステージで話して観客を笑わせる

「スタンダップ・コメディー」が主なようです。

 

 

アメリカのコメディで

私が観て面白いなと思ったコメディアンが

「トレバー・ノア」という人です。

実際は、アフリカ出身の男性です。

去年の選挙から、トランプイジりが面白くて、

彼のニュースショーも観ました。

 

 

ただ、日本の笑いとは笑いのツボが違います。

面白いのは、彼のうまい物まねです。

もちろん、オバマ大統領だったり

有名人の真似もうまいのですが、

「黒人男性」とか「イギリス人」「ロシア人」、

「インド人」といった人種、国籍別の

英語の特徴を捉えて真似するのが

すごく上手くて、面白いのです!

 

そしてその違いを生かした

人種ネタとか、笑ってしまいます。

 

例えば、

イギリスが「移民反対!イギリスを取り戻す!」と言って

ブレクジットになったけれど、

おいおい、世界の大半を植民地化してたのは

どこの誰だよ?

大英帝国って言ってたじゃん?

あんたたちが勝手に他の国に行って支配したのに

今度はこっちがそっちに行ったら駄目なの?

 

というようなことを、

イギリス人とインド人、それぞれの国の訛りを真似して

植民地当時のやり取りを

面白おかしくやってみせるのです。

 

結構シニカルですが、面白い。

 

 

私は日本のお笑いは昔から好きですが、

また違った意味でアメリカのコメディも

面白いなと思いました。

 

コメディを理解するということは

その文化を理解するということなのかもしれません。