Hello! This is Marie.

 

英語の学習において

文法、英語のルールを知っておくことは

とても大事です。

 

しかし、その文法用語に惑わされ、

勘違いしたり、難しく考えてしまうことも

あると思います。

 

例えば、「命令形」

主語がなく、動詞の原形が最初にくる

文章のことを言います。

 

“Open the door.”

“Be careful.”

 

というような文が「命令形」です。

 

この「命令形」、名前から

命令する時に使いそうですよね。

 

“Open the door.”

「ドアを開けろ」

 

みたいな。

 

でも、そうとは限りません。

むしろ命令ではなく使われることの方が

圧倒的に多いです。

 

“Call me Ken.”

「ケンって呼んで」

 

“Pass me the salt.”

「塩を取って」

 

“Have fun.”

「楽しんでね」

 

“Show me.”

「見せて」

 

と命令というより

「~して」というような意味合いで

普通の会話でよく使われるのです。

 

大事なのは言い方です。

その文章自体が「命令」なわけではありません。

 

強い口調で

“Pass me the salt!!!”

と言うと、

「その塩よこせ!」

になりますが、

 

優しい、カジュアルな口調で

“Pass me the salt.”

と言うと、

「その塩取ってくれる?」

というようなニュアンスで聞き手は捉えます。

 

そう。「命令形」は必ずしも命令ではないのです。

 

「命令形」という用語の印象に引きずられず、

普段の会話で使ってみて下さい。

 

 

 

ちょっと丁寧に言いたい場合は、

“Please”を付けるといいです。

 

“Please open the door.”

でもいいですし、

“Open the door, please.”

と最後につけてもOKです。

 

 

ということで、

Say it!