Hello. This is Marie.

 

インディ500という

世界三大レースの一つと言われるオートレースで

佐藤琢磨選手が日本人初の優勝を果たしたとの

ニュースをみました!

 

Sato became the Japanese first driver to win Indianapolis 500.

「佐藤がインディ500を制覇した初の日本人ドライバーとなった」

 

日本人が世界で活躍しているニュースは

読んでとても嬉しいです!

これはアジア人初の快挙でもあるそうです!

 

 

と同時に、佐藤琢磨選手の優勝に

不快感を表すツイートをしたアメリカ人記者が

新聞社から解雇されたというニュースもありました。

 

その記者のツイートはこちら。

 

“I am very uncomfortable with

a Japanese driver winning the Indianapolis 500

during Memorial Day weekend.”

「メモリアルデーの週末に

日本人ドライバーがインディ500で勝利したことに

とても不快感を覚える」

 

 

先日ブログに書きましたが、

5月29日(月)はアメリカは

メモリアルデー、戦没者追悼記念日でした。

 

だからと言って、日本人の快挙に

この発言はないです!

そこに第二次世界大戦を持ち出すのは

間違っています。

 

早速このツイートに、彼を

 

“racist”(レイシスト)

「人種差別者」

 

と言って非難する声があがりました。

 

「人種差別」という言葉自体、

日本にいると馴染みがないですが、

アメリカにいるとすごくよく聞くワードです。

 

数年前、日本人の同僚に

「レイシストって単語、知ってる?」

と聞いたら、

「レースする人?」

との答えが返ってきたのを

思い出しました!

 

“race”は、「競争」という意味の単語と、

「人種」という意味の単語があるのです。

同音異義語っていうものです。

 

レースにレーシストな対応。

 

 

とにかく、それであっという間に

その記者は勤めていた新聞社を

クビになってしまいました。

勤め先のデンバーポストは

彼のツイートを謝罪するとともに、

 

“He is no longer an employee of The Denver Post”

「彼はもはやデンバーポストの社員ではない」

 

というコメントも出しています。

 

“no longer”は、「もはや~ない」という意味です。

 

I am no longer a beginner.

「私はもはや初心者ではない」

 

She no longer loves him.

「彼女はもはや彼を愛していない」

 

 

それにしてもあっという間の解雇。

彼は20年以上、デンバーポストで勤めていたそうです。

それほど記者として

言ってはいけないことを言ってしまった

ということですね。

 

佐藤選手の勝利は、

人種に関わらず祝福されるべきです。